新機能発見!? あーるうぉっちの高度なテクニック このファイルには作者がRWATCHを使用するにあたり気に留まった 事柄が記述されています。 T1.「必要時自動接続」の終了時刻は「自動切断」の時刻よりも少し(数分程度)    早い時刻に設定しよう!  例えば必要時自動接続の終了時刻が朝8:00、自動切断の時刻が朝7:50に  設定されている場合を考えてみますと、次のような現象が発生してしまいます。    時刻    動作   07:30  回線接続中   07:35  NETSCAPEメール到着自動チェック   07:45  NETSCAPEメール到着自動チェック   07:50  切断   07:55  NETSCAPEメール到着自動チェック→必要時回線自動接続   08:00  回線接続中・翌朝7:50まで切断されることはない T2.テレホーダイに加入していない人もテレホーダイ機能をONにしてみよう!   仮想的に、「もしもテレホーダイに入っているとしたら・・・」という料金を   算出することが出来ますので、この状態で使用してみてテレホーダイ適用分の   通話料が1800円以上であるようならば、翌月からは実際にテレホーダイへ   加入するのがよろしいでしょう。 T3.固定制プロバイダに加入している人も従量制料金を設定してみよう!   固定制プロバイダの場合は一日何時間インターネットを使用しても毎月一定の   料金しか掛かりません。これでは折角RWATCHを常駐させていても料金欄   は変化しませんので面白くありません。それなら一層のこと、他社の従量制プ   ロバイダの料金情報を設定してみましょう。「もしも○○○プロバイダだった   ら・・・」ということで、趣旨はT2と変わりませんが、プロバイダの場合は   課金設定を変更すればそれに対応して、接続時間からリアルタイムに課金が算   出されますので、気に入らなければ確実に元の状態に戻す事が出来るためお気   軽に御試し頂けます。 T4.「同時起動アプリケーション」によく使うアプリケーションを登録しよう!   全接続共通同時起動アプリケーションには普段よく使うプログラム(DOSプ   ロンプトやメモ帳エディッタ等)を登録しておくとより便利に御使い頂けます。   「起動時期」のチェックボックスをチェックしない限りアプリケーションは同   時起動されませんので、簡易的なランチャーとして御使い頂けます。また、1   つでもアプリケーションが登録されていれば、トレイのアイコンをクリックし   た時にメニュー項目が長々と表示されてしまうこともありません。 T5.トレイのアプリケーションメニューに「区切り」を表示しよう!   全接続共通同時起動アプリケーションの「タイトル名」「ファイル名」ともに   「-」(マイナス) を登録しておくと、トレイのアプリケーションメニューが   表示される際には、その部分にマイナスではなく「区切り」が表示されます。 T6.トレイのアプリケーションメニューでショートカットキーを利用可能にしよう!   例えば、全接続共通同時起動アプリケーションに登録した、あるアプリケーション   の「タイトル名」を「APPLI1(&A)」等というように設定すると、アプリケーション   メニュー上では「 ALT + A 」を押すことによって、そのアプリケーションをダイ   レクトに起動できるようになります。つまり「&」(アンド)に続く一文字がショ   ートカットキーとして働くようになっているわけです。 T7.テレホーダイ終了切断後にパソコンの電源も切ろう!   自動接続と自動切断の設定で「自動切断後次のファイルを実行」の欄にWindows   を終了するソフト( APEND 等)を登録することにより、回線切断後に自動的に   Windowsを終了しATX機の電源を切ることが出来ます。   ( APEND は RWATCHと同一のホームページよりダウンロード可能です.) T8.複数の環境を構築しよう!   RWATCHに関するレジストリ情報保存先はプログラムファイル名(標準では   RWATCH.EXE)に依存しています.その為,OS毎に異なるファイル名を持つ実行フ   ァイルを起動させることで,WindowsNTとWindows95では別々の設定を行うといっ   たことや,それぞれ異なるファイル名に変更したプログラムを複数選択起動する   ことによって,電話会社毎に異なる環境の構築を行うといったことなどが可能と   なっています.具体的には「RWATCH.EXE」をそれが存在するディレクトリと同じ   場所に「RWATCH2.EXE」等というファイル名でコピー配置した場合,「RWATCH.EXE」   が起動(実行)された際にはレジストリファイル「RWATCH.INI」が参照され,また   「RWATCH2.EXE」が起動(実行)された際にはレジストリファイル「RWATCH2.INI」   が参照されるというわけです.   それでは,以下にこの機能についての使用の実際と具体的な設定例を示します.    例.NTT回線(主)の料金とPHS(副)の料金を別のRWATCHで管理する場合     1.RWATCH.EXEをコピーしてRWATCH2.EXEを作成する.     2.RWATCH.EXE(NTT回線管理用に使用するプログラム)を起動し,「接続      先毎の設定」ウィンドウを表示させる.     3.表示されたウィンドウで,まず,PHSを利用して接続を行う際の接続先      を選択する.     4.そして「この接続先の管理は別のRWATCHで行う」のチェックを有効にする.     5.外部起動RWATCHファイル名として先程複製した「RWATCH2.EXE」を指定する.   以上のような設定を行った場合には,PHS使用時にのみRWATCH.EXEが自動終了され,   RWATCH2.EXEが自動起動するという動作が可能になります.そしてPHSによる通信   が切断された際には自動的にRWATCH2.EXEは終了し,再度RWATCH.EXEが起動します.   この一連の動作について,交替起動時には接続時間情報等のパラメータの受け渡   しが行われるためタイムラグは発生しません.また,双方のプログラムについて   RWATCHシステムファイルの保存先ディレクトリを統一することで,共通の履歴情   報を参照することが出来ます.